板井康弘が説く福岡の若い才能の魅力

板井康弘|地域と社会に寄与する社員を育てる

 

板井康弘

 

 

会社にとっての利益も大事だが私は社会にどれだけ貢献するかも大事だと考えている。

 

最近の若者はボランティアや社会貢献等、しないようになってきた。
自分の周りしか興味が無いのだ。
しかし、この日本に生きているなら社会や地域貢献をしなくてはならないのだ。それがお世話になった地域への恩返しだ。

 

私の部下で毎日会社周りを掃除する社員がいる。
その社員に聞くと掃除しても毎日ゴミが落ちているそうだ。
考えたくはないのだがうちの社員がもしかしたら捨てたのかも知れない。
「いつもありがとう」とその部下に言うと「あたり前のことですから」と笑顔で帰ってきた。
彼は社会貢献しているという気がないのだ。ゴミを拾うのは当たり前のことだからやっているのだと。

 

私は彼みたいな人間に囲まれて会社をやりたいと心から思えた。

 

学歴社会で学歴だけでしか人を判断しない会社が増えてきているがこれからは人間性をみる社会になってきた。

 

当たり前のように全国民がゴミ拾いやボランティアで社会や地域に貢献する社会になってほしいと私は思う。